H3C SecPath シリーズ F1000-AI ファイアウォール

ハイパフォーマンスなソフトウェアおよびハードウェアプラットフォーム

F1000シリーズは、高度な64ビットマルチコアプロセッサおよびキャッシュを使用します。

キャリア・レベルの高可用性

通信事業者や中小企業で実績のあるH3C独自のソフトウェアおよびハードウェアプラットフォームを使用します。

複数のデバイスを 1 つのデバイスに仮想化して、統合リソース管理、サービスバックアップ、システム パフォーマンスの向上を実現できる H3C SCF をサポートします。

デバイスレベルとシステムレベルで高可用性ソリューションを提供するH3C RBM（Hot Backup Management）技術をサポートします。リンク帯域幅の増加、ネットワーク信頼性の強化、およびトラフィック負荷の共有に加えて。

強力なセキュリティ保護

Ÿ攻撃保護：　Land、Smurf、Fraggle、ping of death、Tear Drop、IP スプーフィング、IP フラグメント、ARP スプーフィング、リバース ARP ルックアップ、無効な TCP フラグ、大きな ICMP パケット、IP/ポート スキャン、およびSYN フラッド、UDP フラッド、DNS フラッド、ICMP フラッドなどの一般的な DDoS 攻撃。

ŸSOP N:1の仮想化：　コンテナベースの仮想化テクノロジーを使用します。 F1000 シリーズ ファイアウォールは、物理ファイアウォールと同じ機能を持つ複数の論理ファイアウォールに仮想化できます。各仮想ファイアウォールは独自のセキュリティポリシーを持つことができ、個別に管理できます。

セキュリティゾーン：　イインターフェイスと VLAN に基づいてセキュリティ ゾーンを設定できます。

Ÿパケットフィルタリング：　セキュリティゾーン間で標準ACLまたは高度なACLを適用し、UDPやTCPポート番号などのパケットに含まれる情報に基づいてパケットをフィルタリングできます。　パケットフィルタリングを実行する時間範囲を設定する事もできます。

Ÿアクセス制御：　ユーザーとアプリケーションに基づくアクセス制御に対応し、侵入防御とアクセス制御を統合します。

ŸASPF：　アプリケーション層のプロトコル情報と状態を確認する事で、パケットを転送するかドロップするかを動的に決定します。ASPF は、FTP、HTTP、SMTP、RTSP、及びその他の TCP/UDP ベースのアプリケーション層プロトコル検査をサポートします。

ŸAAA：　RADIUS/HWTACACS+、CHAP、PAPに基づく認証に対応します。

Ÿブラックリスト：スタティックブラックリストとダイナミックブラックリストに対応します。

ŸNATおよびVRF：　NATを認識します。

ŸVPN：　L2TP、IPsec/IKE、GRE、およびSSL VPNに対応します。スマートデバイスがVPNに接続できるようにします。

ŸRouting：　スタティックルーティング、RIP、OSPF、BGP、ルーティングポリシー、およびアプリケーションベースとURLベースのポリシーベースルーティングに対応します。

Ÿセキュリティ・ログ：　オペレーション・ログ、ゾーン・ペア・ポリシーの照合ログ、攻撃保護ログ、DS-LITEログ、NAT444ログに対応します。

Ÿトラフィックの監視、統計、および管理

柔軟性と拡張性に優れ、統合された高度なDPIセキュリティ

Ÿ統合セキュリティ・サービス処理プラットフォーム：　基本的なセキュリティ保護手段と高度なセキュリティ保護手段をセキュリティ・プラットフォームに高度に統合します。

Ÿアプリケーション層トラフィックの識別と管理。

ステートマシンおよびトラフィック交換検査技術を使用し、P2P、IM、ネットワークゲーム、ストック、ネットワークビデオ、hunder、Web Thunder、BitTorrent、eMule、eDonkey、WeChat、Weibo、QQ、MSN、PPLiveなどのネットワークマルチメディアアプリケーションのトラフィックを検出します。

ディープインスペクション技術を使用してP2Pトラフィックを正確に識別し、P2Pトラフィックを柔軟に制御および管理するための複数のポリシーを提供します。

Ÿ高精度で効果的な侵入検査ンエンジン：　H3C 独自の Full Inspection with Riguraus State Test (FIRST) エンジンと様々な侵入検査技術を使用して、アプリケーションの状態に基づいた高精度の侵入検査を実現します。

FIRST エンジンは、ソフトウェアとハ​​ードウェアの同時検査もサポートしており、検査効率を向上させます。

Ÿリアルタイムのウイルス対策：　ストリームベースのウイルス対策エンジンを使用し、ネットワークトラフィックから悪意のあるコードを防止、検出、および削除します。

Ÿ大規模URLの分類されたフィルタリング：　ローカル+クラウドモードを使用し、139 および1億 3,000 万の URL ライブラリを提供と、2,000 万を超える URL フィルタリング ルールールに対応し、基本的なURLフィルタリング・ブラックリストとホワイトリストを提供し、オンラインでURLカテゴリ・フィルタリングサーバーにクエリーを実行できます。

Ÿ完全で更新されたセキュリティ署名データベース：　 H3C には、正確で最新の署名データベースを提供できる上級署名データベースチームと専門的な攻撃防御ラボがあります。

Ÿインテリジェントビジネスカード（AIモジュール）：独立したCPU/メモリをサポートし、Linuxベースのサードパーティソフトウェアをインストールできます。

業界をリードするIPv6機能　

IPv6ステートフルファイアウォール。

IPv6関連の攻撃保護。

IPv6データ転送、IPv6スタティックルーティングおよびダイナミックルーティング、IPv6マルチキャスト。

NAT-PT、IPv6 over IPv4 GREトンネル、手動トンネル、6～4トンネル、自動IPv4互換IPv6トンネル、

ISATAPトンネル、NAT 444、DS-LiteなどのIPv6移行テ技術。

IPv6 ACLおよびRADIUS。

次世代のマルチサービス機能

Ÿ統合リンクロードバランシング機能：　リンクステートインスペクションおよびリンクビジー検出テクノロジーを使用し、ネットワーク出力に適用してリンク間のトラフィックを分散します。

Ÿサーバーロードバランシング機能：サーバーロードバランシング（SLB）をサポートし、HTTP、RADIUS、MYSQLなどのアプリケーションタイプに基づくマッチングをサポートし、IPトラフィックの特性、ISP、ユーザー、インバウンドインターフェース、TCP負荷などに基づくマッチングルールをサポートします（スクリーンショットが提供されています）。

Ÿ統合SSL VPN機能：　USBキー、SMSメッセージ、および企業の既存の認証システムを使用してユーザーを認証し、モバイルユーザが企業ネットワークに安全にアクセスできるようにします。

Ÿデータ漏洩防止 (DLP) ：　SMTPメール・アドレス、件名、添付ファイル、コンテンツによるメール・フィルタリング、HTTP URL、及びコンテンツ・フィルタリング、FTPファイル・フィルタリング、アプリケーション・レイヤー・フィルタリング (Java/ActiveXブロッキングとSQLインジェクション攻撃防止を含む) に対応します。

ŸIntrusion Prevention System (IPS)：　クロスサイト・スクリプティング (XSS) やSQLインジェクション (SQLi) などのWeb攻撃の識別と防止に対応します。

Ÿアンチウイルス (AV) ：　は、高性能のウイルス検出エンジンと毎日更新されるウイルス署名データベースを使用し、500万を超えるウイルスからの攻撃を防止します。

Ÿ不明な脅威の防止：　状況認識プラットフォームを使用し、脅威を迅速に検出して特定します。　これにより、単一のポイントが攻撃を受けた場合に、ファイアウォールがグローバルなセキュリティ対策を実行できるようになります。

Web アプリケーション ファイアウォール (WAF) ：　 徹底した Web セキュリティ保護、きめ細かい Web アプリケーション保護をサポートします。　最も厄介な CC 攻撃、異常で無関係なもの、SQLインジェクション、HTTP 低速攻撃、クロスサイトスクリプト、その他の一般的な攻撃に対して、Web アプリケーション クライアントからの様々なリクエストのコンテンツ検出と検証が実行され、セキュリティと正当性、及び違法なリクエストが保証されます。　あらゆる種類の Web サイトを効果的に保護するために、リアルタイムでブロックされます。

Ÿ脅威インテリジェンス（TI）：脅威インテリジェンスとは、文脈情報を含む脅威に関する知識です。脅威インテリジェンスは、侵入やデータ盗難などのサイバーセキュリティインシデントを特定することができます。また、攻撃者の動機、攻撃プロセス、使用設備も特定できます。脅威インテリジェンスは、関連ルールとリンクして怪しいトラフィックを迅速に検出することができるため、管理者はネットワークの関連セキュリティ能力を事前に強化する必要があるかどうかを判断することができます。IP評判、ドメイン評判、URL評判を含みます。

ŸSD-WAN機能（H3C AD-WANソリューション）：デバイスはH3C AD-WANコントローラーによって管理され、SD-WANのハブ/スポークノードとしてデプロイされることができます。デバイスは、A-FEC、WAN最適化などを含むがこれに限定されないSD-WAN機能をサポートする必要があります。

インテリジェントな管理

Ÿインテリジェントなセキュリティ・ポリシー管理：　重複するポリシーの検出、ポリシー・マッチング・ルールの最適化、内部ネットワークで動的に生成されるセキュリティ・ポリシーの検出と提案を行います。

ŸSNMPv3：　SNMPv1およびSNMPv2と互換性があります。

ŸCLIベースの設定と管理。

Ÿシンプルで使いやすいGUIを備えたWebベースの管理。

ŸH3C IMC SSM統合管理：　セキュリティ情報を収集および分析し、ネットワークとセキュリティの状態を直感的に把握できる為、管理作業が軽減され、管理効率が向上します。

Ÿ高度なデータドリルダウンおよび分析テクノロジーに基づく一元的なログ管理：　ログを生成するための情報を要求および受信し、様々なタイプのログ (syslogやバイナリストリームログなど) を同じ形式でコンパイルし、大量のログを圧縮し、保存します。　保存されたログを暗号化し、DAS、NAS、SANなどの外部ストレージデバイスにエクスポートし、重要なセキュリティログの損失を防ぐことができます。

Ÿパブリッククラウドプラットフォーム（H3C Cloudnet）をサポートします。

Ÿ豊富なレポート：　アプリケーションベースのレポートとストリームベースの分析レポートが含まれます。

Ÿ様々なエクスポートされたレポート・フォーマット：　PDF、HTML、Wordおよびtxtが含まれます。

ŸWebインタフェースを介したレポートのカスタマイズ：　カスタマイズ可能なコンテンツには、時間範囲、データ・ソース・デバイス、生成期間、エクスポート・フォーマットなどがあります。

*仮想ファイアウォールは物理ファイアウォールと同じライセンスを共有します