H3C インテリジェント管理センター プラットフォーム

単一プラットフォーム管理

iMCのシングルプラットフォーム管理機能により、物理および仮想の資産、有線および無線要素など、必要な情報を一目で取得できます。便利な色分けされた表示、トポロジーオーバーレイ、焦点化ズーミングにより、ネットワーク全体を表示したり、特定のエリアに集中することが容易になります。

iMCは、RADIUSサーバーとMicrosoft Active Directoryを統合するための認証パラメータの設定をサポートしています。

ネットワークとサーバーの統一リソース管理

管理機器の種類の増加：従来のルータやスイッチに加えて、iMCはネットワーク内のワイヤレス、セキュリティ、ボイス、ストレージ、モニタリング、サーバ、プリンタ、UPSなどの装置を管理し、ネットワークリソースの集中管理を実現します。

機器アクセスパラメータの一括設定および検証をサポートし、ネットワーク機器リソースの検索、変更、削除、インポート/エクスポート機能を提供します。

また、ユーザーの一括管理機能も提供しており、ユーザーの追加情報の一括変更、一括キャンセル、一括インポート機能があり、オペレータの時間を節約します。

柔軟かつ高速な自動検出アルゴリズム：H3C特許アルゴリズムに基づいて、iMCプラットフォームは迅速な自動検出だけでなく、ルーティング、ARP、IPsec VPN、ネットワークセグメント、PPPなど、5つの高度な自動検出方法を提供し、ネットワークリソースを迅速かつ正確に見つけることができます。

WYSIWYG 経由でデバイスの構成と実行状態を表示するパネル管理をサポートします。

仮想および物理世界の統一制御

iMCは物理および仮想ネットワークの管理を統合し、IT部門がが新しい仮想サーバーエッジを管理する際の課題を克服するのを支援します。

ネットワーク全体のトポロジーをマッピングし、どのデバイスが仮想であるか物理であるかが明確にし、管理の焦点とポリシーは、たとえ資産が移動している場合でも仮想資産にリンクされています

有線および無線ネットワークの統合管理

iMC は、強化されたネットワーク パフォーマンスの監視と管理により、有線、無線ネットワークおよびステーションの統合ビューを提供します。 アクセス ポイント (AP) からエッジ ルーターまで、管理者はポリシーを使用してこれらのデバイスを一貫した方法で管理できます。アクセスポイント（AP）からエッジルータまで、管理者はポリシーを使用してこれらのデバイスを一貫した方法で管理できます。

iMCは、ユーザーとそのデバイスのためのロールベースのアクセスと一元的なポリシー適用を提供します。

IDベースのアクセスにより、各ユーザが有線または無線LANを介して接続する場合でも、適切なセキュリティ対策やポリシーがユーザに一貫して適用されることが保証されます。

柔軟な集中型レポート

iMCはSNMPトラップとsyslogレポートを受信してログを記録し、高度に適応性のあるレポート形式でオンラインおよび過去のネットワークパフォーマンス情報を生成することができます。レポートは強力なトラブルシューティングやイベント生成を可能にします。 さらに、柔軟な履歴レポートが提供され、ネットワークのトレンド分析と容量計画に必要な情報が提供されます。

ネットワークデバイスの詳細（モデル、ファームウェア、利用可能なメモリ、IPアドレス、シリアル番号など）を表示する在庫レポートを簡単に作成することもできます。

レポートはマウスクリックで実行する事も、定期的に実行するようにスケジュールすることもできます。

そして、PDF、.csv、.rtf、.xlsなど、様々な形式でレポート表示や、自動的に電子メールで送信する事もできます

階層的な管理

iMCの標準バージョンは、異なるモジュールがインストールされてる複数のサーバーが単一のUIの外観を保持することができる分散管理機能を提供しています。 プロフェッショナルバージョンは、階層的な展開モードを備えており、複数のネットワーク、複数の国、さらには複数の大陸にわたる可視性を拡張することができます。

柔軟性と便利さを高める為に、分散モードと階層モードの展開を組み合わせることができます。

iMCは、デバイスまたはユーザーまたは操作に対する階層的な承認を可能にする階層的な権限管理を提供します。

オープン性

iMCは、AnsibleやTerraformなどの異なるOSS/BSS管理システムに対して、オープンで柔軟な統合に使用される標準的で豊富なノースバウンドRESTful APIを提供しています。

エンドユーザーインテリジェントアクセス(EIA)

EIAコンポーネントには、ユーザーアクセスマネージャー（UAM）とTACACS +認証マネージャー（TAM）が含まれています。UAMはポリシーベースの認証、認可、会計（AAA）サービスを提供します。

UAMソフトウェアは、有線、無線、およびリモートネットワークユーザーに対して管理を拡張し、ネットワークデバイス、ユーザー、ゲスト、および端末の管理を1つの統合プラットフォーム上で可能にします。

TAMは、ネットワークデバイスまたはITユーザーのための基本的なAAA機能を提供し、ネットワークデバイスの管理セキュリティを担当します。TAMはユーザに2つの異なる権限を割り当て、ログインとコマンドの実行操作を監視し、ユーザ管理を簡素化できます。

無線サービスマネージャー（WSM）

WSMモジュールは、有線および無線ネットワークの統合管理を提供します。このモジュールを使用すると、新しい

IT管理プラットフォームを構築する代わりに、既存の有線ネットワーク管理システムに無線ネットワーク管理機能を追加することができます。これにより、古くなったレガシーネットワークへの投資を守り、保守コストを削減できます。　　

WSMソフトウェアは、ワイヤレスLAN（WLAN）デバイスの設定、トポロジー、パフォーマンスの監視、RFヒートマッピング、およびWLANサービスレポートを提供します。

品質サービスマネージャー（QoSM）

QoSMモジュールは、QoS設定のリアルタイムネットワーク検出を提供し、QoSポリシーの統合管理を可能にします。このモジュールを使用すると、管理者は、設定可能な基準に基づいてトラフィックを様々なクラスに編成し、差別化されたサービスを提供できるだけでなく、認定アクセスレート、汎用トラフィック シェーピング、優先順位マーキング、キュー スケジューリングに関する洞察を提供できます。

オペレーティングシステムの要件（x86-64ビットが望ましい）

Windows

Windows Server 2012 およびパッチ KB2836988 (64 ビット)

Windows Server 2012 R2（64ビット）

Windows Server 2016（64ビット）

Windows Server 2019（64ビット）

Windows Server 2022（64ビット）

Linux

Red Hat Enterprise Linux Server 7.3 (64ビット)

Red Hat Enterprise Linux Server 7.4 (64ビット)

Red Hat Enterprise Linux Server 7.5 (64ビット)

Red Hat Enterprise Linux Server 7.6 (64ビット)

Red Hat Enterprise Linux Server 7.9 (64ビット)

Red Hat Enterprise Linux Server 8.1 (64ビット)

Red Hat Enterprise Linux Server 8.2 (64ビット)

Red Hat Enterprise Linux Server 8.3 (64ビット)

Red Hat Enterprise Linux Server 8.4 (64ビット)

CentOS 7.3 (64ビット)

CentOS 7.4 (64ビット)

CentOS 7.5 (64ビット)

CentOS 7.6 (64ビット)

CentOS 8.3 (64ビット)

H3Linux 2.0.2

データベースの要件

IMC プラットフォームに組み込まれたデータベース

IMCは、サイズ制限が10 GBの埋め込みSQL Server 2017 Expressデータベースを提供しています。

使用するには、次のIMC設定を使用する必要があります。

デフォルトのデータ保持設定。

20K以下の性能収集ユニット。

100K未満のアラーム。

管理されているデバイスノードが1K未満。

Oracle（Linux専用）

次のものはLinuxのみで使用できるサポートされているOracleデータベースです。

オラクル11g Release 1（64ビット）

オラクル11g Release 2（64ビット）

Oracle 12c Release 1（64 ビット）

Oracle 12c リリース 2 (64 ビット)。

オラクル18c（64ビット）。

オラクル19c（64ビット）。

SQL Server

以下のSQLサーバーがサポートされています。

SQL Server 2012 Enterprise SP2（64ビット）

SQL Server 2014 Enterprise SP3（64ビット）。

SQL Server 2016 Enterprise SP2（64ビット）。

SQL Server 2017 Enterprise (64 ビット)。

SQL Server 2019 Enterprise (64 ビット)。

SQL Server 2022 Enterprise (64 ビット)。

通常、SQL Server Enterprise Editionを使用する必要があります。

ただし、次のIMC設定を使用している場合は、SQL Server Workgroup Editionを使用することもできます。

デフォルトのデータ保持設定。

100K以下の性能収集ユニット。

500K未満のアラーム。

管理されているデバイスノードが2K未満。

MySQL

次のものはサポートされているMySQLデータベースです。

MySQL Enterprise Server 5.5.

MySQL Community Server 5.5.

MySQL Enterprise Server 5.6.

MySQL Community Server 5.6.

MySQL Enterprise Server 5.7.

MySQL Community Server 5.7.

MySQL Enterprise Server 8.0.

MySQL Community Server 8.0.

MariaDB

MariaDB 5.5.68.

MariaDB 10.3.x.

MariaDB 10.5.x.

MariaDB 10.6.9以降のマイナーバージョン。

VMの要件

VMware

CAS

Hyper-V

Nutanix